アーカイブ | 8月 2016

日本銀行追加緩和も株安円高に

日本銀行が黒田東彦総裁就任以降、計四回目の金融緩和政策を実施しました。今回の緩和策は上場投資信託(ETF)の年間買付け額を六兆円増額するというものです。

金額が大きすぎて一般の感覚からすれば凄いと思うでしょうが、実は市場ではこの金融緩和が「生ぬるい」と判断されたようで本来ならば金融緩和を実施すれば株高円安に誘導されるのに、逆に株価は下落し為替も円高になってしまいました。

なぜこうなってしまったのかというべきか、実は前回の金融緩和でも同様のことが起きていたのです。前回の金融緩和は銀行が日銀に預けている当座預金にマイナス金利を導入することで、市場へ資金を流入させることが目的だったのですが、これが銀行の経営圧迫を懸念され株価は暴落し、為替も円高に大きく流れてしまいました。

マイナス金利は副作用も強いことから今回はETF買い増しとなったのですが、それでも市場は日銀の期待とは裏腹に株安円高になりました。

本来ならば金融緩和は経済活性化を誘引することから株高円安になるはずなのですが、これまでの金融緩和策は実体経済に恩恵を与えていないことが分かっているのでもはや無駄になりつつあるようです。

周囲を見渡してもお金が巡っているとは言えない状況、もはや金融緩和では経済回復は難しいというのが露呈される結果となりました。バンクイック 審査